頭皮の病気

頭皮の病気はあまり知られていませんが、様々なものがあります。

接触性皮膚炎(せっしょくせいひふえん)は、アレルギーの原因となる物質に触れることで、皮膚が炎症を起こす頭皮にもみられる病気です。
頭皮の炎症の原因としては、シャンプーや整髪料のヘアケア用品、カラーリング剤などが考えられます。

この病気の症状として、赤い湿疹、盛り上がった湿疹、水泡などができ、痒みを伴います。
湿疹をかきむしることで、症状がより悪化するケースが多いそうです。

症状の表れ方により、ステロイド外用薬、抗ヒスタミン薬の内服などを用いて治療が行われます。

尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)は、頭皮の他にも様々な場所に湿疹がみられる病気です。
暑い銀白色の鱗屑(りんせつ)が生じ、頭皮の他に、膝蓋、お尻などにも表れることがあります。

症状が軽度の場合は外用薬による治療が行われ、症状が重い場合は内服薬や光線療法での治療が行われるそうです。

頭部白癬(しらくも)は、白癬菌というカビの一種による感染症が生じる病気で、一度感染してしまうと治りにくいと言われていますので、注意してください。
子供に多くみられる病気で、外用薬では治りきらないため、内服薬を治療に使います。

頭皮に思い当たる症状が表れた場合は、できるだけ早く皮膚科を受診してください。

角質の落屑

フケ症は、非常にやっかいな頭皮の病気と言われています。
細かい米ぬか状の角質の落屑を特徴とする病気で、乾性脂漏(かんせいしろう)とも呼ばれてます。

健康な方でも、生理的現象として、軽度のフケはありますが、頭皮をブラシでとかすと肩に落屑がひどく目立つ場合には、この病気が疑われます。

20代に多くみられ、40代から50代になると自然に減るそうです。
症状として痒みはないか、あっても経度だそうです。
明らかな炎症を伴うようになると、脂漏性皮膚炎に移行するので注意が必要です。

抗真菌薬であるケトコナゾールを含むシャンプー、真菌を抑制するジンクピリジンチオンを含有するシャンプーでの洗髪が治療として用いられます。
このシャンプーは薬局でも市販されています。
洗い過ぎは逆効果ですので、一日一度か、一日おきが適当とされています。

また、栄養バランスのとれた食事をとることも症状改善には効果があります。
特に豚肉、ほうれん草、レバーなど、ビタミンB群を多く含む食物を多く摂取するよう心がけてみてください。
脂っこいものは控え、甘いものの摂りすぎにも注意してください。

睡眠をよくとり、ストレスをためないようにすることも重要なことです。

フケ症は生活習慣病とも言われている病気です。
生活の改善が、症状の軽減につながりますので、頑張ってみてください。


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